YASHICA ERECTRO35 GX

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GLの改良モデル、さらに小型化されて登場

昭和50年、7月の発売である。実質的にこれがエレクトロ35の最終モデルとなる。基本性能はエレクトロ35GLと同じである。ブラックモデルが先行して発売となり、3ヶ月遅れてクロ−ムボディの発売となった。
このカメラにはワイドとテレのテレコンバ−タ−が用意されていた。しかし焦点距離とかの補正が必要であり、あまり使いやすいとはいえない。
このカメラ自体は非常に使いやすく、受光素子がSPDなので暗いところに強く、低速シャッタ−でも安心して使える。ただし低速シャッタ−は約4秒までなので限度があるが。

みのかんのGX

このモデルは全部で3台ある。2台はノ−マルボディ白黒一台づつ。もう一台は改造GXである。
コレクタ−というものは普通同じものを2台はいらないものであるが、このカメラには別である。
スペアとして用意したくなるほど気に入っているという事である。
最初の一台は完全に壊れてしまってた。次に白と黒のボディを2台買い、そのあと最近ヤフオクで一台黒ボディを買った。とはいってもせいぜい一台が3〜4千円くらいであるが。

祭りの民謡流しや夜の民俗行事などで大活躍してもらったカメラである。暗いところに強く、ほとんどストロボなしで撮っている。被写体が動けば動いたでかまったものではない、それはそれで作品として仕上げてしまう。とにかくよく写るカメラである。いままでで不満を感じた事は一度もない。
     白黒2台のGX
改造した黒ボディ